べっ甲ピックとナイロンピックの違いって?

べっ甲とナイロン、見た目は同じように見えますが、実際触ると全く違うことがわかります。
ナイロンはポリアミドという石油が原料の合成樹脂。
それに対してべっ甲とは、タイマイと呼ばれる海亀の甲羅で、その成分は人間の爪と同じタンパク質から出来ています。

自分の爪を触ってみてください。
どうですか? ザラザラ? ツルツル?

どちらでも、指にくっつく感じがしますよね。
べっ甲も同じで、指先で握ると指にくっつく感じがします、いや実際、くっつきます。

よくライブ中、汗でピックを落とした⁉って経験ありませんか?
ナイロンピックは汗で滑ってミスピックになったり、ステージに落としたりすることがあります。
だから、滑り止めも売っていますし、それを塗ってからしかライブに出ないという人もいます。

ところがです。べっ甲は指にくっつくので滑りにくく、ミスピックも起こりずらい。
汗でも滑りにくい素材なのです。

ライブ中にピックをよく落とす人、一度べっ甲ピック使ってみませんか?

そもそもべっ甲って?

べっ甲はタイマイという海亀の甲羅のことです。
現在、最古のべっ甲の工芸品として存在しているのが、